🔵メタ認知とは、、、
自分自身の思考や感情、行動といった認知活動を客観的に捉え、把握・調整する能力のことです。「高次の」や「上位の」といった意味を持ちます。つまり、認知していることをさらに一段上の視点から認知する能力と言えます。
🔵ゾーンとは、、、
ゾーンに入るとは、周囲のあらゆるものが気にならなくなり、目の前の活動に究極に集中している状態を指します。この状態では、自分のパフォーマンスが最大限に引き出され、驚くほどの成果を生み出すことがあります。心理学では「フロー」とも呼ばれます。
🔴ゾーンに入りやすい条件下
・課題の難易度と能力のバランス: 課題が簡単すぎず、無理のない範囲で自分の能力を少し超える程度の難易度であるときにゾーンに入りやすいとされています。これにより、適度な挑戦感と達成感を得られます。
・明確な目標設定: 目標がはっきりしていると、そこに集中しやすくなり、モチベーションも高まります。
・興味と情熱: 興味のあることや情熱を注げることに対しては、作業が楽しみややりがいのある体験となり、ゾーンに入りやすくなります。
・マルチタスクを避ける: 脳は一度に一つのことにしか集中できないため、マルチタスクを避け、一つのタスクに集中することが重要です。
ゾーンやフロー
(自分の最大パフォーマンスを無意識で引き起こせる状態)に入るための方法論として
日常、生活、暮らし、人生における自分のメタ認知が必ず過程として訪れます。
「ゾーン」や「フロー」と「メタ認知」は、個別の概念として重要ですが相互に関連し合っています。
「メタ認知」の能力を発展させることで、より効果的に「ゾーン」や「フロー」の状態に入りやすくなりその状態の維持を長くすることができるのです。
逆に、「ゾーン」や「フロー」の状態に入ることで、「メタ認知」の能力が一時的に抑制、軽減される場合もありますが、それによってパフォーマンスが向上することもあります。状況に応じて、「ゾーン」や「フロー」と「メタ認知」をバランス良く活用することが重要です。
パフォーマンスの為の
ゾーン・フローの為の
メタ認知。